幸せになりたいのに、
なぜか自己犠牲を重ねてしまう。
充実感がある人生を歩みたいのに、
なぜか疲労だけが溜まってしまう。
ついつい自分より
誰かを優先してしまうあなたは
「気づかいさん」かもしれません。
そして、その原因はあなたが思っている以上に
深いところにあります。
「ヤングケアラー」ということばをご存じですか。
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことを指します。
愛情をいっぱい受け取るべき子ども時代に、厳しい環境の中で「責任」を負ってしまうので、自分の気持ちを押し殺し、まわりを気づかって誰かのために生きてしまう傾向があります。
親の介護や家事など、具体的な仕事をしてしまっている子どものことは社会問題になっていますが、こうした目に見える負担ではなく、子どもの頃に受ける精神的な負担は、本人さえ自覚していない「潜在的なヤングケアラー」を作り出してしまいます。
ついついこんな行動をとってしまうあなたは、もしかしたら、子どもの頃に「潜在的なヤングケアラー」だったのかもしれません。
こんなに一生懸命やっているのに、チームメンバーとの間に距離ができてしまって、むなしい。
家族のことを一生懸命考えているのに「別にどうでもいいじゃない」と冷淡な反応を受け、腹立たしくなる。
資格をとっても思ったような評価や願った仕事が得られずに焦る。「もっと勉強しなきゃ」と資格ジプシー、セミナージプシーになってしまう。
SNSで発信をしたり、ヨガや習い事をしたりしてみても、本当にやりたいことではない気がして「もどかしさ」を感じてしまう。
一時の高揚感を覚えて、少しの変化はあっても、
表面的ですぐに元に戻ってしまう。
こうした生きづらさが、コーチング、
カウンセリング、占い、スピリチュアルなどで
解決していたのならば、それは良いことです。
でも、もし「そういう行動が
本質的な解決にはなっていない」と
感じているのであれば、もう一歩踏み込んで
「あなたをそうさせているもの」に
目を向けて見る必要があります。
「あなたをそうさせているもの」とは、
あなたに、「頑張らなきゃ」
「周囲を優先しなきゃ」と思わせる、
これまでの人生を通じて触れてきた
「しくみ」のようなものです。
ついつい他人に尽くしてしまうあなたは、本来、優しくて視点が広い、気づかいができる方です。
相手の苦労や、チームや家庭の将来のリスクもよく分かるからこそ、自分もいっぱいいっぱいなのに、自分を後回しにしてでも相手のことを助けようとします。
そんなすばらしい「ギフト」を持ったあなたが苦しむことが、私はとても悔しいです。
なぜなら、その「しくみ」を知れば、あなたが本来持つギフトを、もっともっとすばらしい形で使うことが出来るようになるからです。
でも、「あなたをそうさせているもの」は、目に見えないしくみとなってあなたに作用し、あなたを「本来の思いからずれた位置」に押しとどめます。
あなたがそこに居る限り、あなたが持つ「ギフト」を本来のかたちで活かすことはできません。
このようになります。
例えばこんなことが得られるとしたら、
あなたにとって価値はありますか?
最高の人生の未来シナリオを作る第一歩を、
一緒に歩めればと思っています。
さて、これまでのお話は、どの程度あなたに当てはまっていましたか?
実は、私自身があなたのような人生を歩んできた人間です。
そして、これまでの私の今までのクライアントさんも、そういう悩みをもっていらっしゃいました。
そういう人は、心の根っこが優しい人。だからこそ、相手の気持ちを読み取り、チームや家庭に配慮ができる。つまり「気づかい」ができるのです。
でも「気づかい」が過ぎると、体調を崩したり、まったくやる気が出なくなったりするという問題も抱えてしまいます。
「気」はエネルギー。
気をつかい(使い)すぎると、エネルギーを消耗します。誰かを優先すると、当然ですが自分が後回しになり、その結果、自分に使うエネルギーが枯渇してしまいます。
その結果、自分の心の声に気づけなくなってしまうという状態になります。
「ゆっくり、休みたい。」
「誰かと比較しなくても、私のペースで進みたい」
「家族のことは、家族みんなで分担したい」
「他人の仕事は、その人に任せて、自分で背負いこみたくない」
そんな心の声に気づかぬふりして、今日も「誰かのために」動きます。
でも大丈夫。多くのクライアントさん達も、私も、仕組みに気づいた多くの方は、自分らしい人生のベクトルが分かり、「自分を大切にしながら、周囲からも大切にされる」のびのびとした生活を送っていらっしゃいます。
気持ちが楽に会社の仕事にまい進できたり、自分らしさを活かしたフリーランスでの仕事を進めたりしています。
その理由は「ある知識」によって自分の「現在地」が分かったからです。
「しくみ」の中にどっぷり浸かっている自分。まずは、自分をそうさせる「しくみ」と自分の「現在地」を知ることがなによりも大切です。
しかし、自分ひとりでは「現在地」がどこなのか分からないのですね。
地図がない大海原で「ここよ~~」と叫んでいるのと同じです。
客観的な他者がいるから、地図を一緒に見て「現在地」がわかります。
どういう「自分の成り立ち」で、取り巻く社会的な構造にどう影響されて「仕組み」ができたのかを、まず理解しましょう。
このセミナーでは、相手への優先的な気づかいをして、生きてきた今までの自分の物語の土台になる「しくみ」のエッセンスを知ります。
あなたが「まずは自分」をケアできる人になって、自分が主人公の「未来シナリオ」の創り方を理解します。
【日時】
10月26日(土曜)10:00~12:00(定員5名)(開催終了)
10月31日(金曜)19:30~21:30(定員5名)増席2席 満席御礼
10/31は満席となりましたので、キャンセル待ちでお受けします
【形式】
オンライン
(Zoomという通信手段を使います)
※申し込みしてくださった方にURLを送ります
【参加費】
3,000円(税込)
※早割 10月20日中にお申込みいただくと2000円(税込)で参加できます
(カウンセラー・研修講師)
谷脇まゆみ
史上最高の未来創りコーチ/研修講師
書籍「自分を大切にする5つの物語~悩みの内側と外側を知って自己肯定感をあげる」ごきげんビジネス出版
現在は経営者や起業者など、人のマネジメントや支援に関わっている方を対象として、仕事や私生活を充実したい方の人生構築のパートナーとして活動。
哲学やキャリア論を学んだことを土台にしている。
幼い頃から、父が暴力を振るうDV家庭で育つ。
兄妹で協力して、父の暴力から母を守り、母の精神的サポートをする「ケアラー」としての役割を自然と持つ。
父母の期待に応えるべく、外向きには優秀で活発だったが、内面は心身ともに疲弊し、胃炎や腎臓病を患い長期入院も経験。兄の独立や高校受験をきっかけに、無気力で訳もなく哀しくなり、泣くばかりの1週間を過ごす。思春期性うつ病と診断される。
高校には通い、大学にも合格。大学に入学した頃から、症状が劇的に改善。
サークル経験などをして充実した大学生活を送る。ほぼ同時期から父の症状も改善し、暴力も少なくなる。
会社勤務を経て結婚し、子どもを出産。
フリーランスとして独立。家で仕事をしながら子育てをするというタイトな環境下で、アサーティブについて学ぶ。
幼い頃に実父と死別した父は、会社の事故が元で難聴になり、PTSDにも悩まされて出世路線外。
苦しい思いをして働いて、大学まで出してくれたと思うと、たまらなく父が愛おしく思え、父を「人」として見直すようになる。
やっと父を赦せるようになり、父との関係が180度好転。それをきっかけに、夫や子との関係も一気によくなる。
それまでは在宅でプログラム設計や入力代行など、自分ひとりでする仕事が中心。
家族関係が改善したタイミングで、専門学校や大学での非常勤講師や、社会人向けの研修など、人と関わる仕事の依頼が急増。
自分の人生という「物語」の捉え方によって、未来が変わることを実感。
その後コーチングを学び、プロコーチとして独立して19年。
のべクライアント数1200名以上、のべセッション時間数約2000時間。周囲を助ける側にまわり、自分の思いやケアを後回しにする方や、悩みを周囲に話せない環境にある人が、周囲との関係をより良好にしながら「じぶんも大切」にできるよう支援。
「個を含んで周囲も育ち、快復する」社会に寄与することがミッション。
自分自身が作ってきた「物語」を知り、本当の意味で自分と周囲を大切にする未来創りのサポートをしている。